街の自然薯(工事現場)

工事現場の柵に群生する自然薯 【2009/07/20】

地元で何十年も前から計画されていた街のレイク化構想がようやく始まりました。JR武蔵野線より北側は大型ショッピングセンターができたり、マンションや一戸建てが建ったりと順調に開発工事がすすんでいるんですが、我が家のある南側は上の写真のように一向にすすんでおりません。(遠めからだんだんT字路に近づいて行きます、写真左→写真中央→写真右)

この道は、我が家から大型ショッピングセンターへ行く抜け道で、長い間ほったらかしになっていたため、土を盛ったところに雑草が生えているし、両側の柵をツル性の雑草が見事に覆っています。しかし、そんな雑草だと思っていたT字路付近の植物に、見覚えのある形の葉っぱがありずっと気になっていたんです。

そこで、本日ちょっと時間があったんで確認しに行ってみたら、やっぱり自然薯でした。こんなところにもあるんですねぇ?びっくりしました。さすがに畑などと違って手入れが行き届いていないのでクモの巣に覆われていたりしてました。

自転車を降りてよく見てみると、しっかりムカゴがぶら下がっていました(自然薯確定!)が、残念なことに虫(でしょう?)に食い荒らされていました(写真右)。写真左のムカゴはまだまともですが、持って帰って食べてみようという気にはなりませんねぇ...

他の柵にも自然薯の葉っぱが絡んでいました(写真左、中央)。一見分かりづらいですが近寄ってみるとちゃんとムカゴがぶら下がっています(写真右)。

あたりを探索してみましたが、他に自然薯は見当たりませんでした。どうやらこの一角だけ自然薯が発生しているみたいです。写真左も普通だったら見落としてしまいそうですが、近寄ってみると自然薯らしい深紫色のツルがあり(写真中央)、ムカゴがぶら下がっていました(写真右)。

この2枚の写真は、T字路の突き当たりから我が家方面を撮したところです。写真左は自然薯が群生している一角ですが、広角モードにしてみる(写真右)と、その先に自然薯は発生していません。

「街の自然薯」で紹介している他の記事でもそうなんですが、なぜか自然薯って一角に群生しているんです。なぜなんでしょう?何処かしこでムカゴを食べた動物の排泄物から芽が出て来たんですかねぇ?謎です...